モンブランのペンは「情弱の自己満」なのか?|一生モノ #01

業界情報

安物を消耗品として使い続けるのは、非常に非合理だ。
仕事で使う道具くらい、「最後まで使い切る前提」で選び、
年老いたときに次世代に残せるようなものと、年を刻みたいと思っている。

私は普段、筆箱も含めボールペン、シャーペンとモンブランを使っている。

正直に言えば、仕事用のペンとしてモンブランは合理的ではない。

値段も一本10万弱するし、
書き味だけで見れば、国産メーカーの数百円〜数千円のボールペンで十分だ。
軽く、滑らかで、インク性能も安定している。
生産性が上がるわけでも、アウトプットの質が直接変わるわけでもない。

それでも私は、モンブランのボールペンを使い続けている。

理由は単純で、モンブランは消耗品として使われる前提で作られていないからだ。

モンブランは1906年創業。
当時の筆記具は壊れる、漏れる、信頼できない道具だった。
だからこそモンブランは初期から一貫して、「仕事で使い続けられる筆記具」という思想を前面に出した。
1909年の初期モデル、1920年代のマイスターシュテュックに至る流れは、性能競争というより“仕事道具の格”を定義する歴史に近い。

モンブランのボールペンが軽さや即応性を追わないのも、その延長線上にある。
軸はやや重く、バランスは前寄り。
これは走り書きや速記のためではなく、契約・決裁・記録といった「残る文字」を前提にした設計だ。
リフィルのインクも粘度が高めで、勢いよく流すというより、線を確実に定着させる方向に振られている。

キャップ天冠の白い星も象徴的だ。
あれはモンブラン山の雪頂を表す意匠で、「到達点」「基準」を意味するとされている。
単なるブランドロゴではなく、完成度への要求を道具側から突きつけてくる印だ。

モンブランのボールペンは、使い込むほど細かな傷が増える。

だがそれは劣化ではない。
どんな仕事で、どんな場面で使われてきたかが蓄積された履歴だ。
この「履歴を刻める」感覚こそ、モンブランが一生ものと呼ばれる理由の一つだと思っている。

誤解のないように言っておくが、私は安いペンを否定しているわけではない。
日常のメモや消耗前提の作業なら、それで十分だ。

ただ、仕事の節目や、責任が発生する場面で使う道具は別であっていい。
仕事とは、履歴を積み上げていく行為だからだ。

モンブランは自己満だが、
だがそれは、仕事を軽く扱わないための、合理的な自己満だ。

是非皆様も一度モンブランのボールペンを手に取ってみてほしい。

 

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